中国中医体験ツアー 体験記 上海オプショナルツアー

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【マイバス上海】
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浦東に広々としたキャンパスを構える上海中医薬大学の門をくぐると、万博のパビリオンのような大きな建物がそこかしこに。そのうちの一つが上海中医博物館です。ここは、奥深い中医の世界、歴史を様々な展示で紹介している博物館。中国の悠久の歴史によって発展を遂げた中医。知れば知るほど興味が湧いて来るはず。またツアーに参加すれば、見学の後、日本人中医師による中医診療も行ってもらえます。健康になれそうなこのツアーに、早速参加してみました!

博物館で中医の歴史を知る

上海中医博物館に入ると、内部はガラスを多用していて開放的で近代的。照明にも気を配っていて、意外なほどオシャレな空間です。各階ごとに休憩スペースと椅子が設けられているので、のんびり楽しむことができます。まず一階は、中国の医学史の展示。「封神演義」で有名な「伏羲」のような伝説上の人物の像から始まって、紀元前数千年から20世紀・清朝までの医療器具や資料が年代順に並んでいます。中国5000年の歴史とはよく言いますが、実際に5000年以上前に医療器具があったなんて! さらに南北朝時代(5-6世紀)には外科手術の道具などもあって、中国の歴史の深さに改めて驚かされます。その他、老子・孔子など有名人の書や、甲骨文字の彫られた甲骨など、教科書でしか見たことのない資料の現物も盛りだくさん。経絡やツボの図、「五行」や「陰陽」などの資料がある辺りも、まさに中国医学といったところでした。

二階はぐっと年代が上がって、清朝末期や中華民国時代の資料。比較的近代とは言え、激動の時代を生き残った資料だと思うと、また別の感慨があります。資料と言ってもこの頃になると装飾やデザインにも意匠が凝らされていて、美術品としても楽しめます。ひょうたん型の陶器製の薬入れなど、かわいくて思わず欲しくなっちゃうようなものも。神獣を模した香炉や携帯用の薬入れを見て、使っていたのは宮廷の典医か行軍中の兵士か…なんて、近代の世界にタイムトリップしてしまいます。

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身の回りのあらゆる物が薬に! 薬の標本にびっくり

三階の半分は中薬の標本の展示。しかし「薬の標本」という漠然としたイメージで臨むと度肝を抜かれます。大量に並んだ瓶詰めの草木は、灯りに照らされ幻想の海にいるような錯覚に陥らせます。それらや木の実・キノコの標本はともかくとして、貝殻・ナマコ・タツノオトシゴなどの海産物、動物の肉・角・骨・胆石・糞…「アルマジロの甲」や「ハリネズミの針」などの珍しい素材も。カエル・ヒトデ・サソリやトカゲは姿のままで陳列され、果ては天然石など鉱物まで。人工物でないものでここにないものは何だろう…と考え、すぐには思いつかないくらい、とにかく種類豊富。 また、医食同源のコーナーはスパイスやお茶の宝庫。有名なところでは肉桂や八角、杜仲や月桂など、食材でありいわゆる漢方薬でもあるものたちがズラリと並んでいました。生薬(漢方薬)は1種類ずつ顆粒になっており、毎回顆粒をミックスして飲みます。最初からミックスされている漢方とは違って、生薬の種類を足したり減らしたりするのが中医の特徴なんだそうです。

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中医診断で、自分の体質を理解

博物館の見学が終わると日本人中医師による中医診療が行えます。1人20分の診療ですが、自分の体質を教えてくれ、毎日の生活に取り入れられる体質改善のヒントなども教えてくれ、とても参考になりました。さらにオリジナルシリアルバーとオリジナル漢方アロマ茶(1杯)ももらえて大満足! 希望者には漢方薬の処方(別料金)も行ってくれるそうです。 楽しみながら、中国の奥深さを感じられる上海中医薬博物館。そして実際に中医診断で自分の体質を知る。このツアーが終わった後、前より健康になった気がしたのは私だけでしょうか(笑)

記事登録日:2011年5月