「残長城」と明の十三陵「長陵」「神路」(昌平大宅門にて昼食) 体験記 北京オプショナルツアー

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「残長城」と明の十三陵「長陵」「神路」 体験記 北京オプショナルツアー

【マイバス北京】

遥かなる万里の長城、未修復の風景を満喫。

あの万里の長城を見ずして中国に来たとは言えない。そう思って長城観光を楽しみにこられる旅行者の方も多いはず。そして長城観光の代名詞ともいえる八達嶺長城の峰を這う城壁の姿は確かに圧巻で人々に感動を与えてくれる。ただそれと同時にあまりにも綺麗に整備され、人で溢れかえっている今の姿を見て、明代当時に作られた本来の長城とはどんな姿だったのか?と思いを馳せる人も多いのではないでしょうか?
次、北京に来たら以前とは違う長城の顔を拝んでみたい。そんな声に答えたくスタッフが探しだした本来の姿を残す長城「残長城」を巡り、そして定番ツアーではあまり立ち寄らない明の十三陵の中でも最大規模で、600年の歴史をほこる成祖永楽帝と皇后の陵墓「長陵」を巡る新コースをたっぷりとご紹介します。

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残長城

朝8時に長富宮ホテルを出発し車を走らせ約2時間。途中、八達嶺長城が山の峰を遥か彼方まで這う姿を車窓から眺めながら、さらに北へ進むと小さな農村に辿り着きました。大きな案内板もお土産物屋もない質素な農村には、農具を抱えた農夫が行きかい、その農道を通り抜けた所に忽然と残長城の入口が現れます。

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マイバスガイドに案内されてさっそく登山口から登ります。この長城は長年の雨風に耐えた基壇や城壁が当時の面影をそのまま残しており、明時代1644年に李自成が率いる農民軍は官軍とここで激しい戦いを繰り広げ、石峡関を破って北京城に入ったとされている場所。今では旅人の安全を確保するため最低限に修復され、3つの「のろし」を回るハイキングコースが作られていました。幅も段差もバラバラの階段は当時の工夫が一段一段石を積み重ねて作った証。その階段を上り一つ目ののろしに辿りついた先から見下ろすと遥か彼方まで広がる風景は緑豊かな山々と澄み切った青空だけ。すごい解放感です。長城を吹きわたる風も心地よく、いつしかこころまでも癒される。そんな風景を背に1時間のハイキングコースは続きます。

  • のろし
  • ハイキングコース
  • ハイキングコース
  • のろし
  • ハイキングコース
  • ハイキングコース

中国の壮大な歴史の波に生き残った本来の姿が見られる未修復の長城「残長城」でのハイキングを終えた後、車に乗り今日の昼食場所「昌平大宅門」へ向かいました。

昼食は人気の北京料理店「大宅門」で観劇を楽しみながらいただきます。

北京市内に数店舗構える中華料理店「大宅門」。店内は正面にステージがある宮廷風のインテリア。ここは北京料理だけでなく、各地方の代表料理も同時に食べられ、それに加え雑技、カンフー、変面、京劇、など中国古典演目のハイライトが食事をしながら楽しめるレストラン。演目の中でも一番のお勧めは手を掲げた瞬間、一瞬で顔のマスクがどんどん切り替わる演技、変面。何回見ても仕組みが分かりません。食事の最後は北京料理の代表格、炸醤麺(ジャージャー麺)が出されます。

  • 昌平大宅門
  • 店内
  • 昌平大宅門
  • 店内

明の十三陵は参道(神路)と長陵へ

昼食後、車で30分ほど行くと明13陵の中でも最大規模で、600年の歴史をほこる成祖永楽帝と皇后の陵墓、長陵の「神路」に到着しました。ここは両側に冑姿武官や衣冠束帯の文官の他、獅子、馬、などの石造を見学、神路見学後、また車へ乗り「長陵」へと向かいました。

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  • 成祖永楽帝像
  • 長陵入口
  • 成祖永楽帝像
  • 長陵入口
  • 稜恩殿
  • 稜恩門
  • 龍の口は排水口の役目
  • 稜恩殿
  • 稜恩門
  • 龍の口は排水口の役目

敷地面積10ヘクタールの「長陵」は、十三陵を代表する最大規模の成祖永楽帝と皇后の陵墓。永楽7年(1409年)に創建され、4年間をかけて完成、既に600年の歴史をほこり、十三陵の中で最も保存状態がよい陵墓だそう。他の陵墓にはない唯一、地上に残る稜恩殿は明・清代の宮廷、故宮の「太和殿」の姿によく似ています。殿内を支える高さ12.58M、32本の巨大立柱は、直径1Mを超える巨大な柱、金絲楠木の太さは圧巻。この建築は今でもとても歴史的価値があるとガイドさんに説明をうけます。先ほどの残長城と同じく、静かに奥深い中国の歴史を楽しむ事ができました。

長富宮ホテルへ到着したのは、夕方6時前。今日の行程はとにかくよく歩きますが、中国の歴史の深さをしみじみ味わう旅となりました。「定番ツアーでは物足りない」という方にお勧めのツアー。まだ出会っていない北京の魅力を探す旅へお出かけください。

記事登録日:2011年5月