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中国の伝統と、西洋の建築意匠の融合が見事な開平へ
おはようございます!朝9時ぴったりに、ガイドさんと運転手さんが揃って、明るい挨拶とともに家までお迎えにきてくれました。この時期の広州は雨季の為、ほとんど曇りか雨のお天気なのですが、なんとこの日は朝から快晴でした! 久しぶりにとても暑くなりそうな予感を感じながら、開平に向けて、いざ出発!! ここから2時間ぐらいかけて車で開平を目指します。目的地まではまだとても時間がかかりますが、道の途中にある、広州の色々な建物や、花や木、都市についても、ガイドさんは丁寧に説明してくれます。
ここからもう広州観光が始まっているんだなと、ワクワクしてきました。
週末はやはり道が混むようで、渋滞にはまってしまいましたが、ガイドさんと明るくて楽しいお話をしているので、気になりませんでした。
そうこうしているうちに、目的地に到着です。
世界文化遺産の開平望楼
開平は2007年9月に開平望楼と村落として世界文化遺産に登録された比較的新しい世界遺産です。1850年~1900年の間で起こったゴールドラッシュで、アメリカやカナダなどに渡って成功した華僑の故郷です。華僑は海外から送金を続けてこの西洋建築群を立てました。
華僑が水害と盗賊から、自分の身や財産を守るために建てた洋館で、以前は3000以上あった棟も、現在は1833棟しか残っていないそうです。
その開平という観光地の中でもユニークな外観の建築物が集まる「自力村」へ向かいました。
チケットを係員の人に渡して入口をくぐると、大きな沼?池?の中にある木の橋を渡って、皆が歩いていました。私たちもそれに続いて足を進めます。
その橋から、すでにいくつかの建物がちらほらと見えていました。なんでこんなに西洋風の建物があるのだろうか。逸る気持ちを胸に、カメラで写真を収めました。
まだ建物には到着していませんが、遠くに見える建物が、バックの青空に映え、とてもいい雰囲気でした。
- この道を歩いて、これから開平に行きます!
- 遠くからでも鉐石楼の建物が見えます。
- 一番保存が良い鉐石楼。中に入れます。
珍しい洋風建築の鉐石楼へ
シャッターを切りつつ、進んでいくと、ついに目的地の自力村に到着です。
この建物は中に入場できる一番有名な鉐石楼です。当時にしては珍しい洋風建築で、建物の形がとても形がユニークです。なぜこんなユニークな形なの? ここは海抜が大変低く、台風が来るたびに水害が発生していたそうです。なので、その水害の被害を避けるために、建物の下の方はシンプルで、上に装飾がされているそうです。また、洋風なのは外観だけでなく、室内にも見ることができました。 内装、水洗トイレ、バスタブなど、邸宅の中もほとんど洋風でした。しかし、すべてに西洋を感じさせないのは、中国の伝統と西洋文化がとてもステキに融合しているからだと思います。調度品やインテリアには中国文化を感じるものも数多くありました。この家の家族、親戚などの写真が多く飾られ、建物の上には先祖が祭られていました。先祖をとても大切にしていた華僑。こちらも水害から逃れるために、家の最上階に先祖を祭ってあるのだそうです。また当時は治安が悪く盗賊も多かった為、一番大事な先祖を上に置き、守ったようです。最上階に、変な穴が二つ開いていたのでガイドさんに聞くと、盗賊や外部の侵入者などの敵から、身や財産を守る為に銃を出し狙うための穴でした。身を守る為の工夫が家のあちこちにありました。ビックリです。
- 家の持ち主の家族写真です。
夫1人に、第三婦人までいました。 - アンティークな洋風の調度品、
今見ても高価な物だと感じます。 - ご家族、親戚の写真です。
- 奥様のお部屋です。とても保存状態がよいです。
- この穴から銃を出して射撃します。
- 鉐石楼
鉐石楼からの眺めは最高
そんな最上階の眺めは大変よく、自力村が一望できました。
遠くの建物を眺めていると、他のツアーの中国人の方から、緒に写真を撮ってほしいと声を掛けられ、パチリ! とても明るい方たちで日本人が好きとのこと。色々話しかけられました。こんなことも、旅の醍醐味ですよね。
- 屋上から眺めた風景
- 鉐石楼
- たくさんの鉐石楼
そのあと彼らに別れを告げ、自力村を後にして次に向かったのは、開平にある5星の一階にあるレストランです。ここで休憩とランチタイム! その日に初めて出会った混在の他のお客様にグッとお近づきに。一期一会ですね。どうしてこのツアーに参加したのかなど、ガイドさんチョイスのメニューに舌鼓をうちつつ、色んなお話が出来て楽しかったです。
一期一会。今日という日がこうした出会いによって、さらに楽しく感じました。
川沿いの建物が印象的な赤坎古鎮
川を渡す橋の上からが一番の眺めでした。川沿いは多くの人で大変賑わっていました。
少し進むと映画の撮影が行われるという場所や、華僑の社交場や図書館などがありました。
建物の間へと足を進めると、向こうから満面の笑みで手を振る人や、人懐っこいい子供たちや飼い犬など、一瞬でしたが、ここで生活する人たちと触れ合うことができ、感動しました。楽しい余韻を胸に次に進んだのは、アメリカ華僑の謝維立氏が20世紀に建てたという邸宅、立園です。ものすごく広い敷地内に立派な建物や山、川まであり、全部謝氏の邸宅だそうです。
- 赤坎古鎮の河川
- 赤坎古鎮
- 河川沿いに建つ赤坎古鎮
敷地内にある、愛する美人な第二夫人を早くに亡くし、その夫人のために1926年~1936年の間に作られた「花藤亭」など、とても美しかったです。夫人への愛を感じました。
敷地内の至る所に目を奪われるような立派な建築物がたくさんあり、今でも謝氏の偉大さが伝わります。敷地内には川が流れていて、外へは船で移動していたというのも驚きました。また謝氏は風水にもこだわっていたようで、ガイドさんから聞くそのお話が楽しかったです。そして最後に、思わず「何これー?!」と言ってしまったもの。最後に通った庭の一角にあった、自力村の可愛らしいミニチュア模型です。誇るこの村落を、一望したかったのでしょう。忠実に再現してあり、謝氏の思いを感じられたように思いました。
- 赤坎古鎮の社交場(迎賓館)
- 赤坎古鎮の図書館
- 人懐っこい赤坎古鎮に住む子供たち
- 手を振る赤坎古鎮に住む人
- 立園
- 立園の庭園にある第二婦人のために作られた花藤亭
- 自力村が忠実に再現されている
可愛らしいミニチュア模型
ウトウトしながら広州へ
開平観光はこれにて終了。専用車に戻りましょう!そう言って車にっ戻った途端に、スコールです。危機一髪でした。さっきまで晴天だったのに、お別れする開平が泣いているかのごとく、観光が終わったと同時に降ってきたので驚きました。
あとは運転手さんにお任せして、広州市内へと戻ります。
この辺りはタクシーもほとんどいないようなので、車で行かれた方がいいそうです。
広州市内にこんな世界遺産が存在するなんて! ずっと訪れてみたかった開平。念願が叶った一日、とっても大満足しながら、専用車に揺られウトウトしながら家路に向かいました。
































